Hold hands

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でっかい図体に不良みたいにド派手な外見の光くんだけど、気を許せる家族にはとことん甘えん坊。我儘で誰かにすぐひっつきたがるのは、幼少期からひとりぼっちでずっと過ごした病室や寝室のベッドが嫌いだから。誰かの体温を感じて、孤独への不安を無意識に解消させている性癖みたいなもの。

勝行くんがマイスタジオブース作って編曲作業をしているのはリビング奥の広いスペース。そのすぐそばにソファがあって、眠たくなったらそこに来て勝行くんの仕事を手伝ったり、邪魔したり。ソファに座って音楽鑑賞してるうちに、睡魔に負けて眠ってしまう。……勝行くんに手を伸ばしたまま。

そんな光くんの手を優しく握りしめてあげる勝行くんは、自分に縋り付いてくれるこの手を離したくない。……一人独占してずっと触れていたい。だから自分に毎日縋り付いて生きていくように、わざと甘やかす自分があさましくて嫌いだ。

そんな想いを抱きながら、今日も二人は手をつなぐんだろうな……なんて妄想して描いたアナログ落書き。